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第38回実践体験文発表会開催

10月25日 ㈯ 、名古屋市教育センターにおいて、第38回明るい社会づくり実践体験文発表会を開催し、483名の参加を頂きました。

 開式にあたり大野会長よりご挨拶を頂きました。

 令和7年度第38回実践体験文発表会に、大勢の方にお越し頂き、誠にありがとうございます。

 発表会が開催出来ますことは、名古屋市、名古屋市教育委員会をはじめ、多くの関係団体各位のご理解・ご協力のお蔭さまと、厚くお礼申し上げます。

「明るい社会づくり運動」は、私達がそれぞれ持っている「善意の心」・「奉仕の心」を広く掘り起こしてゆく運動です。

ただ、それを実行していくには勇気や根気が必要です。

 応募作品の中で、児童・生徒の皆さん方が、学校・地域・家庭で、自分の意志ですすんで実践されて、廻りの人に喜びを与えるだけでなく、それを、自分の喜びとして受け止めていることに、大変、感銘を受けています。

 私が購読しています新聞で、愛読しています4コマ漫画「ねえ、ぴよちゃん」が9月25日に、連載3,000回を迎えたという記事を目にしました。昔から「続けていくことが才能である」と良く言われますが、2017年4月にスタートし、実に8年以上の月日が流れています。

 私達も、少しでも多くの人々の心に響く取組みを継続し、頑張っていきたいと思っております。

 皆様方のお力添えを頂き、少しでもこの「明るい社会づくり運動」の実践が出来るように、私も微力ではありますが頑張って参りたいと思いますので、今後ともご協力をお願い申し上げ、簡単ではありますが、挨拶とさせて頂きます。

続いて来賓の名古屋市教育委員会、生涯学習部長の中馬英和様よりご祝辞を頂きました。

 令和7年度明るい社会づくり第38回実践体験文発表会が、盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。

 「名古屋を明るくする会」の会員の皆様には、豊かな心を育む家庭教育講座・清掃奉仕活動など、平和で生きがいのある健全な社会の実現に貢献しようという、志を持った活動に日頃からご尽力頂いていることに心から敬意を表します。「明るい社会づくり実践体験文」に入賞された皆さん、入賞おめでとうございます。

 今年度の応募数は、小中学校合わせて745編であったと伺っております。

体験文には、ゴミ拾いを通じて誰かの為に頑張ることのすばらしさや、詐欺被害を未然に防いだ経験から、人助けに踏み出す小さな勇気の大切さを皆んなにも持ってほしいなど、自分の体験を通した気づきや、そこからさらなる一歩を踏み出す勇気の大切さが表現されていました。

 多くの子供達が明るい社会づくりに関心を持ち、体験文としてまとめられたことは、私にとっても大きな喜びです。

 名古屋を明るくする会の皆様には、名古屋の将来を担う子ども達が、夢と希望を持って生活することができる社会づくりに、引き続きご協力頂くことをお願い致しまして、ご挨拶と致します。

オープニング
「ファミリスポーツクラブ」

「明るい社会づくり実践体験文」の審査経過報告と講評を、名古屋を明るくする会副会長の鈴木直政審査委員長より発表して頂きました。

 今年度の明るい社会づくり実践体験文には、745編の応募を頂きました。ありがとうございました。

 実践体験文の応募に際しまして、多くの先生方や保護者の皆様にご指導頂いたことと思います。あらためてお礼を申し上げます。

 また、暑い最中に、第一次審査にあたって頂いた皆さん、大変ご苦労さまでした。お礼申し上げます。

第一次審査を経て、最終審査に残った作品につきましては、役員・理事の方で審査させて頂きました。

 審査のポイントは次の3点です。①心温まる体験が基になっているか。②内容に説得力があるか。③内容が共感を得られるものになっているか。という点です。審査させて頂いた結果、お手元のプログラムにありますように各賞を決めさせて頂きました。

受賞されました皆さん、本当におめでとうございます。

 多くの体験文を読ませて頂いて、感じたことを2つ紹介させて頂いて、講評に替えたいと思います。

 一つ目は、心温まる体験の中で、常に相手の気持ちを考える姿勢が皆さんに共通してありました。

廻りの人の気持ちを考えて行動するということは、とても大切なことで、そのことが人にやさしい、あたたかい社会をつくることにつながっていくと思います。

これからも、廻りの人の気持ちを考えながら行動することを大切にしてほしいなと感じました。

二つ目は、「どうして大人が捨てたゴミを子どもが拾っているんだろう」という言葉です。まさにそのとうりです。子どもに範を示すべき大人の後始末を子どもがする。本末転倒かなと思えることです。これは、ゴミ拾いのことだけではありません。日常生活の中で、大人の振舞いが子どもの目にどう映っているんだろうと考えると、「ギクッ」としたのは、きっと私だけではないと思います。

 皆さんが書いてくれた体験文は、「文集」という形で各学校に配布されます。是非、たくさんの友達、大人に読んでもらって、その中で「ギクッ」と感じて、自分の行動を振り返ってくれる人が増えて、「明るい名古屋」に一歩ずつ近づいていくといいなと思いました。そんなことを願って、審査の報告とさせて頂きます。

ありがとうございました。

第38回実践体験文の文集をご覧いただけます。こちらから
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